TOEIC900スコアを1発でとると、とるには、とろう!

今年、大学院入試で必要になりTOEICとやらを初めて受験し、スコアは905点を獲得した。

 

僕はいらなくなったテキストを誇らしげにメルカリに出品した。2000円で即時に売れ、その日の夕方に発送した。

 

売れたのはキレイで書き込みがないからだ。なんせ1周しか読んでいない。

そして何より世の中での需要が大きいからだ。大勢の人がキャリアアップやなんやで利用する。

それでこの記事を書くことにした!

 

TOEIC900スコアを持つと、変な安心感がある。最悪英語力だけでもどこかの企業には拾ってもらえるという自信で就活の不安がだいぶ小さい。

英語弱者であふれかえる日本で、このスコアは水戸黄門の印籠のようなものである。

大学院入試ももちろん余裕で合格した。

 

そろそろ勉強法について紹介しよう。

 

僕が使ったのは2冊だけ、

 

1冊目は「公式TOEIC Listening&Reading 問題集9」

これは要するに過去問のようなもので、出題形式と時間感覚をつかむのに使う。

2回分、問題と回答用紙、解答解説が入っている。汚さず使えば高く売れる

 

2冊目は「出る単特急 金のフレーズ」

単語帳である。大学受験などの英語と違い、TOEIC特有のビジネス用語多めの語彙に対応している。

 

問題集を一回、時間を測りながらやってみて自分の今のスコアを予想した。自己採点してみると600程度。僕もそうだったが、予想以上に与えられた制限時間が短いことにびっくりするだろう。

 

それからは寝る前や起きてすぐ、通勤時間など利用して一日に単語帳を何度も開くことにした。これで1日100個は覚えられる。リスニング問題も英単語も音声はスマホで再生できるので簡単だ。

 

1週間くらいこれを実践してみて、いざ2回目に挑む。800後半くらいは取れそうだ。

何より記憶力のゴールデンタイムである朝夜を上手く使うこと、数回やって傾向を知ることが大事で、それができればあまり怖くはない。

 

本番当日は本当に色んな人が受けに来ているもんだなあとたまげる。僕みたいなBラン大学生、Fラン大学生、社会人、おじいちゃん、何より自分の大学の同期がいっぱい来ていた。

 

受験生たちが発する自己顕示の臭気で作られる、あの受験特有の気持ち悪い空気は重く低いところに漂うものだから、それはあまりいっぱい吸わないようにして、高いところにある冷たい空気を吸うようにした。

 

開始の合図から終わりまで、気が抜けない。練習通り3時間(長い!)の受験を終え、開放感に胸を開かれ颯爽とその場を立ち去った。